Maps of the Psyche 精神の地図

ユング心理学や宗教学、向精神物質など様々なアプローチで精神を探求します。 当ブログは違法薬物や、あらゆる向精神物質の所持、使用を勧めるものではありません。

カテゴリ:思想/哲学/心理学 > サイケ批判

サイケデリックスの危険性 私は昔は、サイケデリックスがいかに安全かだけをテーマにしたような記事も書いてきましたか、ここ数年の間に大きく考えが変わりまして、今ではそうは思いません。 危険性とはそもそもなんでしょう?危険性にもいろいろな観点があります。ただ死 ... もっと読む

 今回は、前回の記事で軽く紹介したユングの「自我と無意識」(松代洋一・渡辺学訳)の内容に深く踏み込んでいきます。   この本はご自分でお読みになられることを強くおすすめします。が、この記事は、読まない人のためのダイジェストとして、そして読もうと考える人のた ... もっと読む

 意識と無意識の関係 ユングは、無意識が常に自律的に活動していて、強大な力を持っているということを各所に書いている。 我々は自分の意識、自我を「家の主人」であると思い込み、無意識を意識に付き従うオマケ的なものと考えがちだが、ユングの考え方では、意識の方こ ... もっと読む

 私はユング心理学の立場からサイケを考えるということをやってきましたが、なんとユング自身が書いたサイケに関する文章があります。 二つの手紙ですが、これを訳してみます。ネットで見つけたもので、日本語で出版されているかは分かりません。どっちみちユングの伝えよ ... もっと読む

 サイケデリックスの使用に自殺リスクはあります。 これは都合が悪いため「専門家」たちもまともに研究しようとしない問題です。 今までほとんどこの問題に触れずにいました。それは語らないことが最もよいと思っていたからです。 リスクを知ることで不安を感じるケース ... もっと読む

 自我と統合失調 自我は意識内容の統合の中心である。それがどういう意味か、例で説明しよう。 壁に一枚の紙が貼ってあるとする。その紙に三つの名前が載っている。それを見た人は、「三つの名前だ」と思う。それで終わりだ。 だが、もしその中に自分の名前があったらど ... もっと読む

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