二項対立の超越としての中道 我々は現実世界のことをほとんど知らない。我々の脳は言語を通して、世界を単純化して理解している。 我々はものごとに言葉と概念を当てはめて、ものごとを理解しやすいように一般化していく。細かい不規則的なものを無視する。そうでもしな ...
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カテゴリ:思想/哲学/心理学 > 宗教学
八千頌般若経 無上の悟りと個性化過程
序 今回の記事は野心的な内容になります。多岐に渡る内容を攻めることになるので書ききれるかどうかは分かりませんが、結論を最初に、単刀直入に書くことから始めようと思います。 この記事では私はユングの「個性化過程」と、大乗仏教の悟りの本質について考えます ...
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悟りは到達点か、それとも過程か
点の悟りと線の悟り 仮に悟りが二種類あるとして、それを「点の悟り」と「線の悟り」と呼んで考察してみることにしたい。 点の悟りは「小乗の悟り」、線の悟りは「大乗の悟り」と言い換えても良いかもしれないが、あえてそのような言い方はしないでおこうと思う。そ ...
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宗教的な悟りの境地ついて
何を悟るのか? 悟りという言葉が何を指すのかは、はっきり言ってかなり曖昧かと思います。その人の持っている個人的な哲学、または宗教思想によって、到達が目指される領域や、到達出来る境地が微妙に違うように思います。まず悟りの体験を意味する名称がたくさんあるの ...
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