今回は、前回の記事で軽く紹介したユングの「自我と無意識」(松代洋一・渡辺学訳)の内容に深く踏み込んでいきます。 この本はご自分でお読みになられることを強くおすすめします。が、この記事は、読まない人のためのダイジェストとして、そして読もうと考える人のた ...
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カテゴリ: 思想/哲学/心理学
サイケデリックスについて
サイケデリックスの危険性 私は昔は、サイケデリックスがいかに安全かだけをテーマにしたような記事も書いてきましたか、ここ数年の間に大きく考えが変わりまして、今ではそうは思いません。 危険性とはそもそもなんでしょう?危険性にもいろいろな観点があります。ただ死 ...
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書籍案内・インド思想、仏教経典等
私が読んだインド系ー仏教系の本の中で特におすすめしたいものを紹介・レビューします。 また経典類も読んだものから紹介していこうと思います。 インド思想史(J.ゴンダ、岩波文庫) 訳書なので少々読みにくくはある。眠気との戦いになる箇所もないではないが、イン ...
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自我と自我の消滅について
以前エゴデスに関する記事を書きました。そちらの記事も加筆編集を加えて来ましたが、それでもエゴデスを完全に記述しているとは思えないでおりました。もっとうまく説明出来ないだろうかと考えて来ました。 今回は、より完全なエゴデスの記述をするべく記事をおこします ...
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戦争と社会とサイケデリックス
この記事のテーマ 1ー「戦争経験について」では、戦闘経験が一種のエゴデスのような体験であることを論じます。 2ー「戦場から帰ることについて」では、退役軍人のPTSDが実は戦闘そのものではなく、帰っていく社会が原因であるという説に言及し、そこからトリップも帰っ ...
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宗教的な悟りの境地ついて
何を悟るのか? 悟りという言葉が何を指すのかは、はっきり言ってかなり曖昧かと思います。その人の持っている個人的な哲学、または宗教思想によって、到達が目指される領域や、到達出来る境地が微妙に違うように思います。まず悟りの体験を意味する名称がたくさんあるの ...
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ユングの四機能説 思考・感情・感覚・直感
ユングによる四機能説 について 意識は、感覚、直感、思考、感情の四つの機能から出来ているという考え方が出来る。 各機能についてまず定義していきます。 感覚 これは四機能のうち最も原始的なものです。視覚や聴覚、触覚などからインプットされる感覚である。 五 ...
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