バッドトリップや、サイケデリックスで頭がおかしくなった人、トラブルにあった人の経験談をいくつか頂きましたので公開いたします。
 レポート提供者に感謝いたします。

 この記事の目的はサイケデリックスのリスクを伝えることです。面白おかしい話を提供するつもりで集めたのではありません。どうやって危険が回避できたか、サイケの何が危険なのか、というところをご自分で考察しながら読むことをおすすめいたします。



 (1)映像作品が精神異常を起こし(?!)事故を起こす

 ・「私は1枚服用し完全に思考が飛んでしまい おかしくなっていました。 トリップしてすぐに、Netflixのドラマ版ではない方のブラックミラーと言う作品を観ていました。 それがきっかけでおかしな方向に進み出し、 完全にあちらの世界に引っ張られてしまいました。 友人の「そっち行き過ぎ。戻って来て」と言う言葉さえこの友人は本当はどちら側なのか?あちら側の人間で私を更に引き込もうとしているのではないかと凄く勘ぐり、 一旦外に出て気分を変えようとしました。 そして車に乗り込み(トリップしている状態での運転が禁忌なのは分かっていた)走り出してすぐ、トラックが目につきこれなら死ねると反対車線へと飛び出して正面衝突を起こしました。 家を出て事故を起こすまでの時間は僅か5分ほどでした。 その時の思考は肉体と魂の分離について考えていて 魂は脳が作り出した物か、魂と肉体は別物で肉体と云う入れ物に入っているのかと云う点が凄く疑問になり ならば試せば良いと云う様な安直な考えに至って事故を起こしました。」

「その後、相手の運転手に暴行し、近くの通行人に暴行し、歩いて帰宅した後に逮捕されました。 ちなみに自分に怪我はありませんでした。 ここら辺は自暴自棄になって居て、今もまだ後悔と反省をして居ます。」

 ・この方はこの後当然ながら法的なトラブルに遭ったそうですがプライバシー保護のため詳細は省きます。
 ・ブラックミラーという作品が異常の原因なのだろうか?映画で頭がおかしくなることがあるだろうか?こういう問題はまだほとんど研究されてないと思うので科学的証拠はないかもしれませんが、私(管理人)はおそらくその映画が精神異常のトリガーになったのだと信じます。

 
・「ブラックミラーと言う作品で、 ストーリー選択していき自分でその主人公を操っている感覚に陥ります。 例えば (音楽を聴こう)①を選択②を選択
 ①選べば①の世界線になりストーリーが進む、 ②選べば②の世界線になりストーリーが進む といった具合に進めていくのですが、基本的にバッドエンドになりエンディングになかなか辿り着けません。  その中で主人公が誰かに自分の人生を操られていると気付きこちらを振り向くシーンがあります。 そこで強烈なトリップが始まったと思います。 その主人公は何度も自殺をし、死に戻り? の様にまたストーリーが続くというもので、 この死に戻りも自分にとてもインパクトを与えたのでは無いかと考えて居ます。」
 
・トリップ中に考えてはいけないことや、するべきでないことは色々言われています。有名なのは例えば、鏡を見るな、など。こういう作品を視聴すると、本人の自覚もないうちに無意識の思考回路が何らかの影響を受けるものだと考えられます。シラフではなんでもないとしても、無意識がかなり意識に侵入してくるサイケデリック状態の時には、特に精神への影響が大きくなってしまう。トリップ時にインプットするものにはかなり気を使った方が良いでしょう。
・魂と肉体の分離のような感覚は、他のケースも聞いたことがあるので珍しいものではありません。科学や哲学的な教養で未然に防げるのかどうかは、分かりません(たぶん防げない?)通常の生死の概念を失ってしまうと、かなり危険です。トリップシッターがいた方が良いでしょう。






 (2)空想と現実の区別がつかなくなり暴れる

・「歌舞伎町で曲がりすぎてどこでも落ち着かず、最終的にプツンと何がが頭の中で切れて、空想と現実の見分けがつかなくなり糖質1歩手前になりました。
 友達が運転する私の車の中でも「痛みを俺は知らない」などと支離滅裂なことを言って友達を殴ったり暴れたりしていたそうです。 その後いきなり親に電話をかけて、親が電話を出たことを境に現実とやっと認識できて戻りました。 その他にも外で知らない人の車に頭をうちつけたりしていたそうです。全く覚えてませんでした。多分混ぜもん」
 「ちゃんとした環境がないとほんとに危ないものだとおもいました。もうサイケは当分大丈夫そうです…お恥ずかしい私の体験でした、、」
「チャリとアイス以外は何度も経験しているのですがその時は特別曲がりました。混ぜ物か、濃度がかなり濃かったんだと思います、でもサイケバチバチだったので濃度かな…って今思いました。」

「もっと詳しく書くと、車で歌舞伎町に来てて、曲がった後に男二人で駐車場をずっと探して朝になってました。その時の疲労、焦り、勘ぐりで座り込んで嘔吐してから急に親に会いたくなって、心が弱くなった瞬間持ってかれたような気がします。
 通行人全てが警察の組織となぜか思い込み、自分の全ての行動が何者かに監視されてると思いました。その後からは自撮り棒を持って歩いてる人も私を盗撮してる等、勘ぐりMAXでした。
 そこからは誰かが蹴った空き缶が転がり鳥が羽ばたき誰かが窓を開け、言葉で説明するのは難しいのですがバタフライ効果の全ての連鎖を見ているようでした。些細な行動全てが何かに繋がっている、みたいな感じです。」

・(管理人)「ちゃんとした環境がないと」とおっしゃっていましたが、どういうところに失敗していたと思いますか?セッティングが悪かったと? 恐怖感はどれほどございましたか。

・「そうですね、かなり効果の強いものを摂取するのは屋内で行うべきだと思いました。予測できない環境の変化に体が敏感になりすぎて勘ぐりに繋がったと思います。
 歌舞伎自体ギラギラしすぎて人も多いですし、セッティング及び場所選びがまず失敗でした。帰ってから食べればよかったです。あとは日中活動した後夜通しの計画で食べたので、体の疲労も原因かと思いました。
 自我を保っている間は恐怖感はかなりありました。このまま捕まってしまうのでは無いかというほぼ勘ぐりバットみたいな感じです。記憶が飛んでからは恐怖感は無く、ただ空想と勘違いした現実世界で暴れていました。」

・このお方のセッティングの失敗は、ただでさえ疲れている時に、慣れていない場所で、強いものを摂取した、ということです。
 

 



 (3)ブラックアウトと入院

・「僕がもっと知られるべきだと思ってるのはLSDのブラックアウトという現象です。ブラックアウトというのはバッドとは違って、ODや混ぜ物などによって意識が飛び、記憶がないまま錯乱状態で暴れてしまうものです。これは、LSDに慣れ、量 関係なく、起こってしまう時は起こってしまいます。 僕はマリファナから始まり、日本で回っているシャブ以外のドラッグは一通りしました。
 僕がブラックアウトした時はLSDも100回目くらいで、慣れもあり自分がなるわけないという自信もありました。

 1年前、一人暮らししていた家から実家に戻り2〜3日経った頃、仕事を終えてLSDを買いに行きました。次の日の朝起きると、とてもいい天気で実家に両親はおらず、妹だけがいました。
 特に会話することなく、軽く掃除をしたりして、目を覚ましてLSDを食べることにしました。 とてもいい日でグッドトリップになりそうな予感がしてました。
 僕の記憶はここで一旦飛びます。 気がつくと、訳がわからなくなっていました。LSDでぶっ飛んでいると頭が錯乱することはありますが、そのレベルではなく、自分の名前も言えなかったと思います。またそこで記憶がなくなり、次の記憶では裸で近所を走りまわっていました。妹も心配そうに大声をあげていますが、僕は裸で外を暴れていました。今思うと、街中やビルや高層階にいなくてよかったと思います。
 それから妹が救急隊を呼んで、押さえつけられていました。 ずっと妄想や幻覚を見ていたんだと思います。でもLSDのトリップレベルの妄想や幻覚ではありません。

 気がつくと、留置所にいました。僕がLSDを食べたと言わなかったこと、僕の部屋や持ち物から薬物が出なかったことから、なぜこのようになったのか警察も分からなかったらしく、そのまま精神病棟にいれられました。
 その場合、緊急措置入院となり、県知事の許可で人権がなくなります。(本当です笑) 入院は強制、2週間刑務所の保護室と同じ構造の保護室に入れられ(部屋に布団とトイレの穴があるだけで他はなにもありません)、1ヶ月間ベッドに固定され(手足腰肩 一切動かせません。トイレもオムツです)2週間、一般の病室にいました。
 一般の病室までの1ヶ月半ずっと妄想・幻聴・幻覚にうなされ、現実と夢の区別がついていませんでした。今でもトラウマです。僕の友達はブラックアウトで錯乱状態で通行人の女性をいきなり襲い逮捕されました。
 最後になりますが、LSDはいいものです。ただ、ブラックアウトの危険性は知った上でやってもらいたいです。慣れや量は関係ありません。いきなりなります。 書き忘れましたが僕が食べたのはLSDのグミ1枚です。」


・ブラックアウトの原因はなんだろうか。いくつか質問させて頂いたが、分からない。誰にでも理由なく起こることではないと思うのだが、もうそうだったらどうしたものか。ちなみにこの方は今では完治しているそうです。
 追記:これは解離性の健忘や遁走と呼ばれているものではないか、と思う。




 (4)ウィードのバッドトリップ

 ・「私はバイト先の人に勧められて大麻を初めて知り、吸引しました。 その時には深い知識など備わっていなく、ただ飛んでるだけ、ただ楽しんでるだけと言う快楽が目的で使用していました。しかしながら今年の3月に学校を自主退学した後、自分は仕事を始めました。その矢先に極めて不快で恐怖を味わうような危険なトリップを体験しました。
 その時に何故落ちてしまったかと考えられる理由は複数あって、主に婚約者と結婚を考えているのに、今の職業(個人飲食店の料理スタッフ)でやって行けるのか。また生活のサイクルが夜の2時〜3時帰宅。週に2回朝4時からの出勤。週一回の月曜日休みでは月一度にミーティングがあり、全く自分の音楽関係の趣味や婚約者や友人とののコミュニケーションが取れなくなり、凄くストレスを抱えていた状態で吸引したからだと考えています。
 その時の状況を詳しく説明すると、ジョイントを1本勤務先の先輩と一緒に吸った後に明日早いから寝よう(4時起き)と直ぐに寝ようとしました。いつもなら気持ちよく寝付けるはずでしたが、その時はそうではなく、15分くらいしたら気持ち悪くなってきてしまって、人間関係のディープな感覚に包まれ周りの人間全員が気持ち悪く感じてしまい誰かを殺してやろうか、また自分が死んでやろうかとも思いました。その時には顔の周りの筋肉が痙攣し始めてブヨブヨになる感覚でした。
 その後2回ゲロを吐いて精神的にも参ってしまいその日はお仕事をお休みさせて頂きました。その後の数ヶ月は病んでしまいご飯もまともに取れなくなり体重も6kg以上低下して大麻に対する考えや生きていく上での価値観が前より180°回転しました。二度とそんな経験はしたくないと思い以前よりセットとセッティングを意識するようになり、自分の周りの環境は自分で変えれる事に気付きました。今は就職先も決まっていて確実に飲食店で働いていた時よりも裕福に生活できるようになり、以前から前向きな性格でしたがもっと繊細に人に優しくできるようになった気がします。それが今の制作に生きていると思います。 これも大麻のお陰だったのじゃないかと、正しい道に進めてくれたんじゃ無いかと思っています。 こんな色々なところに話しが散漫している文章ですが、是非少しでも活動の参考にこんな人も居るんだなと思っていてください!」

・(管理人)恐怖感はどれほどございましたか。 喫煙された量は、特に多いわけでもなく普段と同じくらい量でしたか。

・「恐怖感は“死ぬ”感じなんですけど、死期が近づいているような何とも言えない感情でした。言葉で表すなら「これが死ぬって事か」みたいなイメージです。それ以外考えられないし、体も思うようには動きませんでした。喫煙量は普段と同じくらいでした」


・普通量のウィードでもこういうことになるケースがあるようですが、ウィードのバッドトリップは世間ではかなり軽視されているように思います。ウィードもサイケデリックスの一種として扱って欲しいところですね。また、無意識的なものへの自覚が非常に重要だということが分かります。人が抱えている問題やストレスは多くが無意識的で自覚がないのですから、本人が今気分がいいと思い込んでいても、無意識の中ではドス黒いものが溜まっていることがあります。トリップすると無意識に溜めているものは嫌でも顕になります。






 (5)玉で発狂


・「はじめまして。10代の時に覚せい剤、mdma、大麻などをしましたが、一番バッドに入ったのはmdmaでした。 まず、口内で錠剤を噛み砕いてから数十分後、部屋に赤い抽象画の類の絵が飾ってあったのですが、それを見て発狂。 吸い込まれて死ぬような感覚に襲われ、友人に宥められて何とか通常メンタルに。 すると恐怖からの反動からか、今まで感じたことのない多幸感に包まれて、男性だった友人を友人と思わず騎乗医とフェラチオで犯しまくりました。勿論私は女なわけで、事後、猛烈な鬱状態、嫌悪感に襲われて部屋を出たあと、帰路の電車で聞こえるはずのないテクノトランスの音楽がきこえて、これは幻聴だと自分に言い聞かせることによって、本当の現実に帰ってくることができました。もしあの時に聞こえた幻聴を本物と認識してしまったら私は完全に閉鎖病棟から出れない精神病患者になっていたことでしょう。」

・この方が摑まされた玉はMDMAではない可能性が十分にありますが、もしかしたら普通のMDMAでもこういう目に遭うことがあるかもしれません。意外と知られてないかもしれませんが、MDMAはバッドトリップがあります。LSDなどのサイケに比較すると強い混乱や勘ぐりはないかもしれませんが、不安や後悔、怒りなどに襲われることはあります。MDMAはピークに入ってから多幸感の波が訪れますが、ピーク前には不安を感じる人もいます。この物質もサイケデリックスの一種として扱うべきです。
 
   ・媚薬としてMDMAを他人に盛る事件などもありますが、そういう事件では被害者はバッドトリップをする可能性が高いです。他人に盛られるのはどう考えても最悪なセット&セッティングですから。






 (6)統合失調の発症

 統合失調の遺伝子を持っている人は統合失調を発症します。なので遠い親戚にも統合失調の気がないか確認して下さい。サイケデリックスの使用で統合失調になった方は何人か見たことがあります。そのうちのお一人は、祖父の兄弟に統合失調があったそうです。
 統合失調を持っている人は世界で300人に一人の割合(0.32%)だそうです。

 ・「サイケの恐ろしい面は、統合失調症の発症を誘発することだと思います。私は統合失調症を発症し精神科に入院、現在進行形で通院ではありますが治療を行なっています。
 発症した際失くした記憶を今年ようやく取り戻しました。4年間かかりました。」

・(管理人)発症したときになくした記憶はどのようなものですか。

・「現在もあまり思い出せませんが過去の記憶です。 発症した際に私の親を親と認識できなくなりました。そのせいか発症前の記憶すべてが他人の記憶と認識するようになりました。
 精神科の病院に入院していたわけですが、病室を世界そのままだと思っていたし、食事の摂り方も分からなかったので教えてもらったりしていた記憶があります。
 あまり当時の記憶がなく、恐ろしかったでしょうと、他人事のように表現するしかありません」

・この方はLSDアナログを2回ほど使用したそうです。2回目の数日後に発症したということですが、1回目の時点でおそらく既に発症していたとのことです。しかし1回目の時点では統合失調ではないと思っておられたとのこと。






 (7)パニック障害の発症

 MDMAでパニック障害を発症する人がいます。詳細な報告は省きます。
 MDMAは正しく使わなければ非常に危険です。
 使用前の健康状態(栄養をしっかりとる)、使用後の睡眠は何よりも重要です。また、他の薬物と合わせてはいけません。
 
 昔、一回使用しただけでMDMAの離脱がきつすぎて自殺した友人がいるという記述をあるウェブサイトで見ました。その方はおそらく重度なパニック障害を発症したのだと思います。単なる離脱症状ではないでしょう。
 パニック障害の発症は、最初は離脱症状に見えます。障害を負ったことをすぐに自覚することはできません。
 戦場を経験した兵士が帰還してから普通の生活をしている時に突然パニック障害を発症する例がありますが、こういう時も本人は最初の発作の時点では「理由なく頭がおかしくなった」と思うもので、「あ、パニック障害だ」と思うわけではないです。






(8)ダークサイケレイヴでのバッドトリップ


・「15年ほど前ですがダークサイケのレイヴに行きました。
 紙をきめて数十分後、ダークサイケの音楽にモロに喰らってしまいありとあらゆる恐怖が襲ってきました。 自分が侵食される感じ、統合失調症的感覚なのかもしれません。自分という膜がなくなっていく感じ。 通常のトランスであればその自我の崩壊も気持ち良い方向に向かうのですが、ダークサイケの不穏な音楽は自我を崩してドロドロにしたあとこの世の全ての暗黒面に思考が向くという感じでした。悪夢を見てる時に近いかも。
 自分自身が嘘のようにも感じられました。この世の全てが作り物で現実のものではない、ニセモノだと思いました。友達も家族も私のこれまでの人生も全てニセモノに感じました。すごく恐ろしかったです。
 もう私は現実に戻れないのかも、どうしようお母さん助けてお母さん会いたいお母さん…とずっとはじっこでうずくまってました。レイヴなので1人で帰ることもできず。 で、何が救いになったかというと尿意です!尿意が来て実際にトイレでおしっこをしてる時だけ現実感が戻り正気になれました。トイレに行き扉のドアを開けパンツを下ろしティッシュで拭く。その行為をひとつひとつ意識しながらやりました。その時だけは妄想が飛び去りこれは現実なんだ、私はちゃんと現実にいると感じることができました。 そのときほど尿意に感謝したことはありません。
 紙をキメると思考に集中してしまい妄想が激しくなりますが、自分の体に集中すると現実に戻れることがわかりました。そこからは朝になるまでひたすらトイレに行ったり行動を言葉にして妄想を追い出すことでなんとか耐えられました。 朝日を見た時は本当に安心しました。そして自分がバッドを乗り越えたことの変な達成感がありました。 あのまま錯乱状態になってたらどうなってたのかなあと思うと本当怖いです。尿意に感謝です。 なんにせよ、セッティングは本当に大事だなとつくづく思いました。 」

・(管理人)恐怖や不安についてもっと詳細に書ける部分はあったりしませんか。母を求めたところとかが特に、重要なポイントに感じました。バッドトリップ時の孤独感で母を求めたのはよく理解できます。

・「まず不安感ですが、全てのものがネガティブなメッセージに見えました。 例えば会場で友人が挨拶してくれて、口角がちょっとだけ引き攣ってたとします。 普段ならそんなささいなことは意識上に上がってきませんが、その時はすべて「メッセージ」に見えました。 シラフの時には処理してない情報を全部拾ってしまう。しかも流れてる音楽がおどろおどろしいのでその情報が怖い記憶と結びつきました。
 この人は私を嫌ってる、憎んでると思いました。 ユーミンの歌じゃないですが「目に映る全てのことはメッセージ」状態になってしまいました。
 木のざわめきも私を嘲笑ってるように感じましたし、マグカップの文字も全てが私を脅かすメッセージを発していました。 とにかく人が怖かったです。普段は気づかないですが、人って身体中からいろんなメッセージをだしてますよね。表情だけじゃなくてボディランゲージとかも。 その全ての情報を拾ってしまうので、その人が何を考えてるか分かってしまうんです。人の心が読めるエスパーってこういうことか!と思いました。
 もうひとつの「全てがウソに見えた」というのは本当に説明が難しいのですが、「全ての世界はニセモノだ」という思考に囚われてしまった、という感覚です。
 この木もこの家も周りの人間もありとあらゆるものはニセモノで現実のものではないんだ、という妄想が頭から離れなくて苦しくて苦しくて。すごく怖かったです。
 今思い出したのですが、その時ズーーっと思考しててある考えに辿り着きました。「仮に全部がニセモノだとして、でもこれを考えてる私の思考だけは本物では?だって今私は考えてるんだから」ということにある時行き着いたんです。 私以外の全てがニセモノでも、今そのことを考えている私はいるなあ、という事実に気づいたとき、この妄想は少し落ち着いた気がします。
 
 母を求めてたのは本能的なものかもしれません。現実の私のお母さんを求めてたのもありますが、もっと抽象的な「母なるもの」を求めていた気がします。 太陽、あったかい、くるまれる感覚、笑い声、草原、朝ご飯…のような陽のイメージを求めてました。その最たるものが私の中で「母」だったのだと思います。
 真夜中の野外レイヴでしたので朝日をとにかく待ち望んでいました。 しかもその時一緒に行ったメンバーにあまり仲良い人がおらず、余計に孤独感が強かったからかもしれません。 私も当時を思い返してよく戻ってこれたなぁと今でも思います。一歩間違ってたらそのままあちらの世界に行ったままだったかもしれません。」






 (9)スピる

・「紙食っておかしくなった友達の話ですが、元からスピ系でちょっとあれ?? と思う事はたびたびあったのですが、トリップ経験をしてからさらにおかしくなりました。
 宇宙人を見たと言い出したり、忘れられない元彼とテレパシーで 会話をしたと言ったり、 (その元彼はもう新しい奥さまも子供もいます) 極めつけには、元彼があの奥さんと子供から離れたがっているから私が会って救いに行くと言い出したので (仲良し円満家庭です) 、流石に他所の家庭に迷惑をかけると いけないので止めに入ったら私が頭おかしいと怒り出し、「元カレと私は高次元で繋がっている! お前の生きてるステージはもっと下なんだから口を出すな」と怒られたので、その彼には悪いですがもう止めるのもアホらしくなったので友達をやめました。

 私がいい〇〇さん紹介してと言われて紹介した先の出来事なので、最初は罪悪感を抱いていました。
 一個でも
充分すぎるくらいぶん曲がるから絶対無茶はしないで!と何度も念を押していたのに、後から聞いたら2個食べてたみたいで、そこからおかしくなってしまってるので、これほどの馬鹿に紹介したわたしも馬鹿ですが、自分のキャパも分からないのにトリップなんて本当するもんじゃないので、是非供養してください」

・(管理人)ステージが低いという表現、麻原彰晃も使っていたと思います。不謹慎で申し訳ないですが少し面白いと思いました。
 ご友人は精神病になられたのでしょうか?

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・「精神病になったわけではないと思います! 管理人さんの言う「スピ馬鹿」に近いのではないかと思います。宇宙単位の話をよくするように なっていたり、現実でしたわけではない会話を交信で交わしていたり。トリップ仲間の間では別にどうおかしくなろうが構いませんが、他の人たちに迷惑がかかりそうだと止めると言う感じです。
 2枚行ったその友達は食べた後、別の子にも、なんとなく過ごしてたら1週間経ってたと言ってたらしいので、だいぶ強くトリップしたんじゃなかろうか?と思います。」


・(管理人)私は統合失調を疑いますね。交信とかは特に。強くトリップしただけでおかしくなるわけじゃないんですよ。強くトリップしてもおかしくならない人のほうが多いはずです。

・「彼女はトリップ後、「(元)彼の脳内と自分の脳内が宇宙でリンクした」「今の家族と離れて、わたしを求めている」「彼と私は同じ星で生まれたから物理的に離れても魂が惹かれあっている」と言っていました。統合失調の疑いの方が強いですか?それはそれで心配です。」

・「関係ないとは思うのですが、彼女は喫煙をやめて、筋トレをはじめていました。野菜で朝ヨガをするのが1番魂がよろこぶと言うので、一度ヨガとピラティスに誘われました。」

・「
宇宙単位の話ですが、比較対象によく 「魂」や「細胞」を出したり、 生きてるステージが違う!と他人に叱咤したり、生まれた星について説いてみたり」


・彼女はトリップ前からスピっていたそうです。私(管理人)の知っている限りでは、元からスピってない人がトリップ経験後に突然スピることはないですが、既にスピっている人は更にスピるようになります。
 スピった人の特徴としては、自分が宇宙の真理を知っている、より高次元の世界を知っている、というような主張です。カルトリーダーになろうとするような人もいます。