
〔画像1〕LSDとLSDアナログの比較画像。
(一本の線は炭素原子と、それに結合した水素原子1〜3個を表します。Nは窒素、Oは酸素を表します。)

〔画像2〕基本的なサイケ物質と、神経伝達物質
・インドール(Indole)
大便や屁に含まれる、便臭がする物質。不思議なことに、低濃度では芳香となり、ジャスミンの花などにも含まれる。
・トリプタミン(Tryptamine)
アミノ酸トリプトファンから脱炭酸して作られる。この骨格を持つ幻覚剤などはトリプタミン類と呼ばれる。
・セロトニン(Serotonin)
別名は5-HT(5ーヒドロキシトリプタミン)
(トリプタミンの5番の位置にヒドロキシ基(OH)がついているため)
・DMT(ジメチルトリプタミン)
N,N-DiMethylTryptamine
DMTはトリプタミンにメチル基(CH3)が2つついた構造をとる。
(N(窒素)とNに、ジ(=2)のメチルがついたトリプタミン)
・シロシン(Psilocin)
別名、4-HO-DMT.(DMTの4の位置にヒドロキシ基がつくため。)
シロシビンの代謝物。
DMTとの差はヒドロキシ基だけだが、これが経口で活性か否かの差を作っている。
その理由は、窒素(N)が正電荷を持ち、OHが負電荷を持つため、窒素が酸素の方に近づき、よってMAO酵素が窒素に辿り着けないからである。MAO酵素が窒素を切り取って不活性にする。
・シロシビン(Psilocybin)
英語ではスィロサイビンと発音される。
・LSD
よく見ると骨格にDMTが含まれている。

〔画像3〕MDMA
・MDMA
3,4-メチレンジオキシ–メタンフェタミン。
覚醒剤(メタンフェタミン)との違いは、「メチレン-ジオキシ」だけ。
メチレン=CH2、ジオキシ=O,O
・MDA
MDMAよりサイケデリック寄りの効果と言われる。
分子構造的にMDMAとの違いはメチル基一つのみであり、これはアンフェタミンとメタンフェタミンの違いに相当する。つまりMDAは3,4−メチレンジオキシ−アンフェタミン。
・MDMC
偽のMDMAとして使われるメチロンの別名。

〔画像4〕フェネチルアミン系とトリプタミン系
赤部分がフェネチルアミン骨格(フェニルーエチルーアミン)、青部分がトリプタミン骨格。
・2C-系
・25I-NBOMe
見てのとおり、フェネチルアミンであり、LSDに近い骨格ではない。

〔画像5〕フェネチルアミン系とトリプタミン系 その2
・メスカリン(Mescalin)
フェネチルアミン系幻覚剤の親とも言える。ペヨーテやサンペドロなどのサボテンに含まれる。西洋文明が最初に発見したサイケデリック物質でもある。
・5-Meo-DMT
神の分子とも呼ばれる。DMTとは違う強烈なトリップをもたらす。
・イボガイン(ibogaine)
意外なことに、トリプタミン骨格がある。だが一般的なトリプタミンとはかけ離れた効果を持つためトリプタミン類に分類されないことも多い。
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